【阪神ＪＦ】ダノングラシアス“負けて強し”期待十分

　ダノングラシアス（牝２＝矢作）は中間も高いレベルで安定。前走のファンタジーＳは折り合い面に進境をみせ、上がり３Ｆ３３秒３の末脚で２着と抜群の瞬発力をみせた。

　「前向き過ぎるところをジョッキー（岩田）がうまくなだめてくれた。能力が高く将来性がある馬」と矢作師。近２走はあえて内々で我慢させる競馬で“負けて強し”の内容。「今回もタメを利かす競馬ができれば。阪神マイルは枠順に左右されにくいし、外回りもこの馬には合っている」と期待十分に話した。