【オールカマー】アロマティコ 恩人・佐藤哲の前で重賞初Vささぐ

[ 2014年9月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】16日、26年間の現役生活にピリオドを打った佐藤哲三騎手。騎手見習いの時から手本にしていた細原も思い入れは強い。厩舎関係者からの信頼も厚く、特に佐々木厩舎とは二人三脚で馬づくりに取り組んだ。オールカマーに出走する同厩舎のアロマティコを担当する野口助手も感謝を口にする。

 「今週末に哲三さんがグリーンチャンネルに出演されるんですよね?この馬も哲三さんにつくってもらったので、ご本人の前でいい競馬をして恩返ししたいです」

 佐藤とのコンビで臨んだ12年の秋華賞は後方から馬群の中で脚をタメ、直線一気の末脚で3着。競馬で我慢することを覚えさせ、あふれんばかりの瞬発力を引き出した。前走のクイーンSも内々から器用に伸びて鼻差2着。「夏を越してパワフルになった」と同助手は好感触。恩人の前で重賞初Vなるか注目したい。

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2014年9月24日のニュース