【福島新馬戦】タンタアレグリア 剛脚の片りん見せる

[ 2014年7月2日 05:30 ]

国枝厩舎期待の良血馬タンタアレグリア

 今週から開幕する福島は新馬戦が3鞍組まれているが、素質馬が集結するのは日曜の芝1800メートル戦。関東を代表する強豪・国枝厩舎はタンタアレグリア(牡)を送り込む。

 12年にアネモネS、紫苑SとG1のトライアルを2勝したパララサルーの半弟。ディープインパクト産駒の姉は440キロ前後とコンパクトな馬体だったが、父がゼンノロブロイに替わった弟は460キロ台と、ひと回り大きい。

 国枝師は「馬の格好とか見た目は(姉と)全く似ていない」と評するが、走りだせばオープンで活躍した姉の面影が。「ゲートは普通に出るのに、ややダッシュがつかないところは似ている」と話す。姉は中団、後方から直線一気の競馬を得意としたが「この馬もしまい勝負の感じかな。大跳びで、本来は広いコースの方がいいかもしれないが、仕上がりはいいので」と初戦から期待十分だ。

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2014年7月2日のニュース