【伊東・共同通信社杯】村上義 休場へ残り4走「精いっぱいやる」

[ 2014年4月26日 05:30 ]

伊東バンクで練習する共同通信社杯に出場する選手たち

 G2「第30回共同通信社杯」(優勝賞金2130万円)は26日から4日間、伊東競輪場で開催される。初日は全12レースが自動番組で編成された一次予選で争われる。

 ダービー王の村上義は直前、武雄記念を走ったが準決勝で敗れた。「2日目から3日間、自力を出したけど自分のイメージとは違った。バランスを崩している感じがしたし技術的なところを修正できれば」と話した。今大会が終わると1年間出場自粛の長い厳罰が待っている。そのため、今年最後のレースとなる可能性が高い。「自粛まではあと4走。レースに集中して力をふりしぼって、精いっぱいやる」。12Rは京都の3番手回りから全力投球の熱い走りで声援に応える。

 ◆村上義弘の伊東成績 伊東は03年の記念を完全優勝、04年の記念で連覇。2年前の日韓対抗戦でも完全優勝と1着が目立つ。通算成績は【14・0・1・4】で勝率は74%と抜群の相性を誇る

 ▽選考基準 参加選手数は108人、補欠8人。開催時S級在籍者(短期登録の外国人選手は除く)から、(1)S級S班選手(2)ロンドン五輪自転車競技メダリスト(3)ヤンググランプリ2013出走者(小松崎大地、竹内雄作、三谷竜生、猪俣康一、郡司浩平、和田真久留、古性優作、阿部力也、藤井栄二)(4)スポンサー推薦選手3人(中川誠一郎、上田隼、雨谷一樹)(5)上記(1)~(4)を除く91~103期までの各期卒業の選手で平均競走得点上位者(選考期間は13年8月~14年1月)から順次16人(6)13年S級S班在籍者のうち選考期間のG1・G2決勝競走出走者、またはG3における決勝1~3着までの成績を収めた者(7)選考期間のF1決勝1~3着回数上位者(同数の場合は平均競走得点上位者を優先)。

 ▽伊東バンク傾向 見なし直線距離46.6メートルは全国の3・3バンクの中で最も長く、感覚としては400バンクに近い。高台に位置するが崖を切り崩して造成されたため、周囲は丘で囲まれておりあまり風の影響は受けない。走路は94年に全面改修され、癖がなく走りやすいバンクになった。

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2014年4月26日のニュース