【ドバイデューティF】ジャスタウェイ“優雅な走り”須貝師笑み

[ 2014年3月27日 05:30 ]

力強い動きを披露したジャスタウェイ

 満足そうな笑みをたたえた須貝師の表情がジャスタウェイの好調ぶりを物語っていた。芝で行われた最終追いは単走。軽快に、なおかつスピード感たっぷりに直線を駆け抜けた。トレーナーはその走りを「伸び伸びと優雅な走り」と表現。ゴール前は1F12秒1まで加速。「馬にストレスをかけない程度に気合をつけた。雨の重い馬場で12秒台は想定通り」。ここまでのシナリオは盤石だ。

 「この馬は好不調を自分で表現するタイプ」と師は分析する。そんな特徴を踏まえながら「ドバイに来てから馬がとても楽しそうに過ごしているように感じる」と話す。前走・中山記念を2着に3馬身半差をつけて楽勝したが「あくまでここに向けてのステップ。調教も十分ではない中で結果を出してくれた。今回はきっちり仕上げて臨む。力さえ出し切れば…」。のみ込んだ言葉の先に、確かな自信が見てとれた。

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2014年3月27日のニュース