【阪急杯】秋山でカレンブラックヒル復活だ“いい頃の覇気あった”

[ 2014年2月27日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=26日】昨年の安田記念以来、再び秋山に手綱が戻るカレンブラックヒル。シンガリ負けしたマイルCSで◎を打ちレース後、放心状態に陥った坂田はこの馬が復活なるかが予想のカギだと思っている。最終追いは坂路で4F53秒5~12秒5。カレンヴィットリア(3歳未勝利)に3馬身先着した。

 久々に感触を確かめた秋山は柔和な表情でこう答えた。「去年は悪い意味で折り合いがつきすぎていた。連勝していた頃は抑えがきかないぐらいガッといっていましたから」と近走の不振について言及。「きょうは去年に比べたら良かったですね。いい頃の覇気がありました」と復調ムードを感じ取っていた。

 昨年の走りが本来の実力でないことはG1優勝に導いた秋山が誰よりも分かっている。「調教とレースが結びつきやすい馬。何とかきっかけをつかみたい」。逆襲を期す言葉に熱がこもっていた。

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2014年2月27日のニュース