【逢坂山特別】アダムスピーク 1年9カ月ぶりの復帰に感慨

[ 2014年1月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】11年のラジオNIKKEI杯2歳Sを制し、一昨年のクラシック戦線で注目を集めたアダムスピークが、土曜京都10R・逢坂山特別で1年9カ月ぶりにターフに戻ってくる。屈腱炎を克服してのカムバックに、担当の大井助手は感慨深げだ。

 「帰厩した当初は再発するんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、ここまではびっくりするぐらい順調。馬体重は30キロぐらい増えてるけど、太くないよ」

 一昨年の皐月賞は鼻出血もあって18着に大敗。リフレッシュ放牧を挟んで秋に帰厩したが、直後に右前脚に屈腱炎を発症。ここまで休養が長引いた。

 「俺が世話したのはこの1カ月だけ。北海道で1年以上ケアしてくれた牧場のスタッフ、待ってくれた(馬主の)クラブの会員さんに感謝やね」

 黒鹿毛で見栄えがすることもあって、厩舎周りの運動では存在感抜群。岡崎は“さすが重賞ウイナー”という貫録を感じた。長期休養明けは大きなハンデだが、それをあっさり克服しても何ら驚かない。

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2014年1月9日のニュース