【京都金杯】輝くか大器メイケイペガスター　新マイル王目指す

　新春の京都メーンは「スポニチ賞京都金杯」。眠れる大器、メイケイペガスターが新マイル王を目指して快走する。

　デビュー当初から随所に非凡なポテンシャルを示してきた。デビュー戦を豪快に差し切り、共同通信杯は好位から抜け出してＶ。ただ有り余る闘志のコントロールに苦しんだ。ダービーではガツンと行きたがり、向正面で先頭に立った末に１１着に終わった。

　秋からはマイル路線。前走・キャピタルＳで復帰。「正直、とりあえず使えるぐらいの状態」（桧垣助手）だったが、好位で我慢し、直線もジリジリ伸びて３着。勝ち馬とは０秒１差の接戦でメドを立てた。「あんなに走るとは」。同助手はあらためて能力の高さを感じた。来年、狙うはＧ１タイトル。同助手は１４年が年男。「うま年生まれのウマ男。来年は頑張ります」。主役不在の戦国マイル。一気にスター街道を突き進むか。