【住之江・賞金王決定戦】池田、再び強運!1号艇ゲット

[ 2013年12月21日 05:30 ]

枠番抽選で1号艇を引き当てた池田

 SG「第28回賞金王決定戦」は20日、トライアル1回戦が行われた。11Rは池田浩二(35=愛知)が道中逆転で勝利。初戦からエース機の底力をまざまざと見せつけた。さらに、2回戦の枠番抽選で1号艇を獲得と、再び強運も発動。3回戦を待たずに、早々と決定戦進出を決めてしまいそうだ。なお同時開催のSG賞金王シリーズは、21日が予選最終日。5戦オール連対の桐生順平が得点率1位に立っている。

 エース機パワーを武器に池田が白星発進を飾った。1号艇で臨んだTR1回戦11R。外を警戒したことで1Mでは差されたが、2Mで差し返すと、新田とのデッドヒートに3周1Mで決着をつけた。「1Mは冷静さを欠いたが、2M以降は冷静に対処できた。二の足や、その後の足は良いと思う。新田君よりも分は良かった」と早くもトップクラスの仕上がりだ。

 良いのは舟足だけではない。運も池田に味方し続けている。エース機ゲットのエンジン抽選の次は、TR2回戦の枠番抽選で1号艇を獲得したのだ。「1年を通しての引きは良くないけど、ここでは引きの強さを感じる」。優勝を飾った11年の賞金王決定戦でもエース機を手に入れており、年末だけは“ラッキー池田”に変貌する。再び白いカポックで登場する12R2回戦。ここでも勝利を飾り、3回戦を待たずに決定戦進出を確定させる可能性は限りなく高い。

 一方、トライアル1回戦12Rは瓜生がイン逃げで圧勝した。コースとトップSが最大の勝因だが、気配も上々。出足や回り足などの実戦足はしっかりしている。11R2回戦は3号艇となったが、十分に好勝負できる。

 1回戦2着以下のメンバーでは、太田がパワーアップに成功。11Rは2Mの不利な展開が響いて3着に終わったが、1Mは完全に先頭で抜け出していた。また、篠崎元が評判機を存分に生かしており、同期の新田も出足系統は軽快。毒島も整備とペラ調整で上昇気配を漂わせている。

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2013年12月21日のニュース