女子合格者は5人 モトクロス“絶対女王”益、闘志むき出し

[ 2013年7月2日 06:00 ]

先輩の佐藤摩弥(右から3人目)と健闘を誓う32期生の藤本、益、岸、片野、岡谷(左から)

オートレース選手養成所卒業式

 藤本のほか、女子は08~11年全日本モトクロス選手権レディースクラスチャンピオンの益(ます)春菜、同11年年間ランキング8位の岸萌水(もえみ)、岡谷美由紀、片野利沙の4人。

 モトクロスといえば佐藤摩弥も籍を置いていた世界。益はそこで“絶対女王”として君臨した逸材だ。佐藤はデビュー2戦目で初勝利を挙げたが「初日から連勝を続け、佐藤さんに追いつき追い越したい」と5日のデビュー戦(川口)に向け、闘志むき出し。岸は「佐藤さんのように憧れられる選手になりたい」と意気込んだ。

 オート界は11年、佐藤と昨年殉職した故坂井宏朱さん(享年27)が44年ぶりの女子レーサーとしてデビュー。今後は女子6人で盛り上げていく。卒業式に駆けつけた佐藤は「つらいこともあると思うが、一緒に乗り越えていきましょう」とエールを送った。

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2013年7月2日のニュース