佐藤が記念６勝目、バンクレコードで快勝　熊本記念

　競輪の熊本開設６２周年記念の火の国杯争奪戦（Ｇ３）最終日は１６日、熊本市の熊本競輪場で決勝（２０００メートル、４周）を行い、佐藤友和（岩手）が２分５７秒４（上がり１３秒４）で勝ち、７月の小松島以来の記念６勝目をマークした。

　レースは残り１周から中川誠一郎、合志正臣の熊本勢が先行。６番手追走の佐藤は向正面からスパートし、バンクレコードとなる上がり（残り２５０メートル）１３秒４の高速まくりで快勝した。２着は武田豊樹（茨城）で、３着に神山雄一郎（栃木）が入った。

　払戻金は車連単が（９）―（２）で１６５０円、３連単が（９）―（２）―（５）で３８８０円。

　▼佐藤友和　（単騎勝負は）この間同じような戦い方で勝っているので、自信があった。バンクレコードはうれしい。暮れのグランプリまで競輪祭や記念が３つ残っているので、いい成績を出せるように頑張る。