【ローズS】ラスヴェンチュラス“大仕事”予感

[ 2012年9月13日 06:00 ]

<ローズS>坂路、軽快な動きをみせるラスヴェンチュラス

 【東西ドキュメント・栗東=12日】サービス精神に圧倒された。出張馬房で小島茂師は名コメントを連発。上岡はひたすらペンを走らせた。ローズSのラスヴェンチュラスの追い切り解説はこうだ。「ジョッキー(川田)には、競馬に行ってどれだけ伸びるんだろうという楽しみを残すようにと指示した」。時計より感覚を重視した味わい深い言葉だ。4F53秒8~1F12秒7の時計には「思っていた範囲内でも速い部類」と納得。クィーンスプマンテ、ブラックエンブレムで実績を挙げて、勝手知ったる栗東滞在とあって「仕上げは楽」と表情は明るい。「大事に、大事にやってきている馬。本番の秋華賞に出られた時にいい競馬をするため、早めに来た。ローズSでここまで持ってこられたのは大きい」

 まだ条件馬ながら先々への期待はかなり大きい。「今回は気が楽」と程よく肩の力が抜けた姿勢が、大仕事を予感させる。

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2012年9月13日のニュース