中央最後のSS産駒アクシオン引退 札幌で乗馬に

[ 2012年8月22日 06:00 ]

 札幌記念で13着に敗れたアクシオン(牡9=二ノ宮)が現役を引退することになった。JRA最後のサンデーサイレンス(02年8月死亡)産駒で、競馬史に残る大種牡馬の子が中央競馬から姿を消す。産駒通算2749勝は歴代1位。地方には4頭の現役馬がいる。

 アクシオンは06年3月に中山で1着デビュー。菊花賞5着など3歳時から活躍し、09年鳴尾記念、10年中山金杯と重賞2勝。通算34戦7勝。二ノ宮師は21日「もう十分に働いてくれた。海外から種牡馬のオファーもあったが、慢性的な鼻出血もあり断った」と話した。札幌競馬場で乗馬となる予定で、同場併設の乗馬センターに移動した。

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2012年8月22日のニュース