【KBC杯】グラッツィア 直線中から一気強襲で差し切りV

[ 2012年7月29日 15:52 ]

 KBC杯(ダート1700メートル・晴良16頭)は29日、小倉競馬場11Rで行われ、浜中騎手騎乗の2番人気、グラッツィア(牡5=角居厩舎、父キングカメハメハ、母フェアリーバラード)が、直線で中から一気に強襲して差し切り優勝した。勝ち時計は1分44秒1。

 
 圧倒的1番人気のグッドマイスターがスタート直後に出遅れるハプニングから、チュウワブロッサムが抜け出して先頭に立ち、メイショウエバモアが2番手で追走する展開で向正面へ。4角から横に広がってもトップを守ったチュウワブロッサムが直線に入って逃げ切りをはかったが、中から鋭い伸びで追い上げたグラッツィアとプレファシオが残り200メートル付近でチュウワブロッサムを抜き去り、最後はグラッツィアが首差で抜け出して1着でゴールに飛び込んだ。

 プレファシオと半馬身差の3着にはメイショウエバモアが入り、グッドマイスターは後半に追い上げを見せたが、スタートの出遅れを挽回できず10着に終わった。

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2012年7月29日のニュース