【クイーンS】手塚師アイムユアーズ距離OK

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<クイーンS>アイムユアーズで挑む手塚師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」はクイーンSにアイムユアーズで挑む松永幹師を直撃した。

 ――アイムユアーズの前走(オークス4着)を振り返ってください。最内の1番枠でした。

 手塚師 正直2400メートルという距離に不安があったので、ロスなく走れる最内枠は良いと思いました。

 ――スタートはある程度出していく形。

 普通に切ると遅いくらいなので意識的に出して好位を取りにいってもらいました。

 ――3~4コーナーもいい手応えでした。

 東京の2400は、距離のもたない馬なら3コーナーで手応えが怪しくなります。でも、4コーナーでもまだ手応えが残っている感じだったので(距離は)大丈夫だと感じました。

 ――直線外から一瞬先頭に立ちました。

 一瞬勝てるかな?と思ったけど、勝ち馬(ジェンティルドンナ)は強かったですね。並ぶ間もなくかわされてしまいました。

 ――ただ、2着争いの中では最も強い内容。

 実際、2、3着馬とは馬体を並べてのゴールで、早く動いた分の差だけだと思いました。

 ――前々走(桜花賞3着)も最後、伸びそうで伸びなかったが?

 あの時も他馬より早めに動いていましたからね。決して詰めが甘いとかではなく、仕掛けどころの差だと思います。

 ――今回は1800メートルになります。

 オークスの内容を思えば1800メートルに不安は全くありません。

 ――この中間は?

 前走後も思ったほど疲れがなかったけど、一応放牧に出してリフレッシュさせました。仕上がりは早いタイプなので今回も良い状態で出走できそうです。

 ――飼い食いが細くなることがあると聞きましたが?

 細くなるというかゆっくりという感じ。食べることは食べていますよ。

 ――札幌の洋芝は初めてになります。

 函館では勝ち鞍もある(11年未勝利戦)し重賞2着もある(同年函館2歳S)。重馬場もうまいので洋芝はこなせるはずです。

 ――この後は秋華賞?

 もちろんそうです。G1で好走するためにもここで恥ずかしい競馬はできないと思っています。

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2012年7月27日のニュース