【スプリングS】マイネルロブスト折り合いついた

[ 2012年3月15日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】追い切りラッシュとなった午前8時すぎ、スプリングSに出走するマイネルロブストがWコースに登場。これまで折り合い面に課題を見せていただけに、寺下はその動きに目を凝らした。首を上下に使ってリズムカルなフットワークを披露し、調教パートナーの谷代助手との呼吸はぴったりだ。馬なりのまま5F68秒8をマーク。スムーズな動きに好印象を持った寺下は、スタンド前で谷代助手を待ち構えた。だが、馬から降りると、近くにあったバイクでまさかの逃走!?その後を徒歩で追いかけて、厩舎で話を聞いた。「見ての通り、折り合いがついていたでしょう。以前はカーッとなって引っ掛かっていたんだけどね。成長したね。走る馬ほどそう。素質があるということ」

 重賞で2着2回、3着1回と惜敗が続いているが、今のロブストなら…。寺下はベテラン調教助手の力強い言葉に心が動かされた。

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2012年3月15日のニュース