【中山金杯】フェデラリスト 直線叩き合い制し3連勝で重賞初V

[ 2012年1月5日 15:35 ]

優勝したフェデラリストと蛯名正義騎手(左)

 5日の中山11R「第61回日刊スポーツ賞中山金杯」(G3、芝2000メートル・良16頭)は、蛯名騎手騎乗の2番人気、フェデラリスト(牡5=美浦・田中剛厩舎、父エンパイアメーカー、母ダンスパートナー)が、ダイワファルコンとの叩き合いを制し優勝した。勝ち時計は1分59秒4。蛯名騎手、田中剛調教師ともに本走初勝利。

 2012年最初の重賞となる伝統のハンデG3。

 ほぼ揃ったスタートからエーシンジーラインがハナを奪う。デストラメンテ、イケドラゴンが続き、1番人気に支持されたアドマイヤコスモスは5番手から先行勢を見る形でレースを進める。

 3コーナーから4コーナーにかけ、アドマイヤコスモスがズルズルと最後方まで後退する。

 直線に入り、逃げる先行勢を道中中団からレースを進めたフェデラリストとダイワファルコンの緑の帽子2頭が一気にかわし、レースは2頭の叩き合いとなる。ゴール前で勝負根性を見せたフェデラリストが3連勝で重賞初制覇を飾った。

 クビ差の2着にダイワファルコン、そこから2馬身半差の3着にコスモファントムが入った。

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2012年1月5日のニュース