【10大ニュース】4位 ルドルフなど名馬逝く

[ 2011年12月31日 06:00 ]

東京競馬場に設置されたシンボリルドルフの献花台

 今年も競馬史に残る名馬がこの世を去った。オルフェーヴルの3冠を目前に沸いていた10月4日、JRA史上初の無敗3冠馬で皇帝と呼ばれたシンボリルドルフ(牡30)が、余生を送っていた千葉県成田市のシンボリ牧場で、老衰のために死んだ。現役時代も過ごしていた馬房での最期だった。84年3冠達成後も、同年有馬記念、翌年の天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念を制してG17勝。87年には顕彰馬に選ばれた。

 また、4月30日にはサクラバクシンオー(牡22)が心不全のため急死。現役時代は93、94年スプリンターズSを連覇。種牡馬としても活躍し、01年から10年までリーディングサイアーのベスト10に入っていた。10月7日には、88年マイルCSを制したサッカーボーイ(牡26)が、蹄葉炎のため天国へ旅立った。

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2011年12月31日のニュース