【阪神JF】エピセ浜中「仕上がりは良さそう」

[ 2011年12月9日 06:00 ]

<阪神JF>運動を終え洗い場でくつろぐエピセアローム

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「キーマンの懐へ」は阪神JFのエピセアロームで自身2度目のG1制覇に挑む浜中俊騎手(22)を直撃した。

 ――エピセアロームですが中間は全くノータッチ?

 浜中 はい。乗ったりはしていません。でも、厩舎スタッフからは良い状態と聞いています。

 ――前走(小倉2歳S1着)以来、3カ月以上間が空きました。

 でも、中間も併せてびっしりやっているし、見た感じでは仕上がりは良さそう。

 ――太くはない?

 スタッフから“10キロまではいかないけど増えていると思う”と聞いています。ただ、背が高くなっているし幅も出ているので成長しているということだと思います。太くはないはずです。

 ――休み明けで掛かる心配は?

 掛かることはあるけど手に負えないほど折り合いを欠くわけではありません。その点は心配していません。

 ――出遅れの不安は。

 スタートに関しては確かに決して速くはありません。でも、1600メートルの競馬なら好位で立ち回れるので大丈夫でしょう。

 ――前走を振り返って。1200メートルは短いという心配はなかった?

 跳びが大きくて小脚の利かない馬なので正直心配でした。

 ――スタートも一息。

 はい。ただ、3コーナーに入るまでにはピッチが上がったので何とかできると思いました。

 ――コーナリングもあまりうまくないようで前走も外へ膨らみそうに。

 そうですね。そこだけが不安材料。阪神の外回りなら大丈夫だと思うのですが。

 ――口が敏感なタイプなのか初戦でもフラフラするシーンが?

 はい。そうでした。でも今回はリングバミに替えます。調教ではだいぶマシになっているらしいので問題ないでしょう。

 ――マイル戦に戻るのは好材料?

 もちろんそうですね。1600メートルに戻るのは間違いなく好材料です。

 ――気性面は?

 もともとおとなしくて手のかからない馬。気性面は何も心配ありません。

 ――2歳牝馬同士ならかなり期待できる。

 デビュー時から牡馬相手に良い競馬をしてきた馬ですからね。牝馬同士ならG1でも勝ち負けしてくれると僕自身信じています。

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2011年12月9日のニュース