【シリウスS】ヤマニンキングリー 初ダートで快勝

[ 2011年10月1日 16:15 ]

 「第15回シリウスステークス」(G3、ダート2000メートル・良)は1日、阪神競馬11Rで行われ、武豊騎手騎乗の5番人気のヤマニンキングリー(牡6=栗東・河内厩舎、父アグネスデジタル、母ヤマニンアリーナ)が、先行から直線抜け出して優勝した。勝ち時計は2分4秒3。

 レースは、タナトス、フサイチセブン、タガノロックオンなどに、ヤマニンキングリーが絡んで、先行集団を形成した。タナトス、ヤマニン、フサイチの順で向こう正面から3角、4角も流れていった。

 直線に入ってたたき合いの様相になるが、楽にそこから抜け出したのは、意外にも初めてダートレースに挑んだヤマニンキングリーだった。ダートの2000メートルという力のいるレースで、他馬がスタミナ切れする中、悠々と脚を伸ばして真っ先にゴールに飛び込んだ。

 2着はキングスエンブレム、3着にはフサイチセブンと先行勢が入った。

 ◇ヤマニンキングリー 6歳牡馬、父アグネスデジタル、母ヤマニンアリーナ。北海道新冠町の錦岡牧場生産、馬主は土井肇氏。戦績は29戦7勝(うち海外1戦0勝)、重賞は3勝。獲得賞金は2億9634万4千円。

続きを表示

2011年10月1日のニュース