【新潟2歳S】どちらも期待!尾関師「2頭とも良い状態」

[ 2011年9月2日 06:00 ]

<新潟2歳S>2頭出しで挑む尾関師

 今週の新潟メーンは「第31回新潟2歳S」。ターフライター平松さとし氏の「キーマンの懐へ」は、モンストールとヴュルデバンダムの2頭出しで挑む尾関知人師に迫った。

 ――新潟2歳Sには2頭出しとなります。

 尾関師 はい。タイプは違うけどどちらも期待しているので楽しみです。

 ――モンストールの前走(新馬戦1着)はまずまずのスタート。

 ゲート試験に一発で受からなかったから多少不安はあったのですが、普通に出てくれたのでまずはホッとしました。

 ――上手にインに入ったが、前半少し掛かり気味。

 出して行った分、そうなりました。でも、すぐに落ち着いたので問題ありませんでした。

 ――最後は頭を外へ向けながらも楽々と抜け出した。

 抜けて1頭になったので多少変な格好をしたかもしれません。でも、口向きが悪い馬ではないし、最後は完勝だったと思います。

 ――最終追い切りは上がり重点という感じ。

 本当はもう少し長めからやりたかったけど、前半の誘導が遅くなってしまいました。それでも最後はしっかり伸ばせたので仕上がりは問題ないでしょう。

 ――道悪予報です。

 調教では水を含んだコースでも良い走りをみせてくれます。恐らくこなしてくれることでしょう。

 ――ヴュルデバンダムの前走(新馬戦1着)は大外17番枠。

 広い新潟コースなら外枠でも極端に不利になるわけではありません。それに大外だと1番最後の枠入れになるので、中途半端に外になるよりはかえって良かったと思います。

 ――馬群でもまれた上、直線も前が壁になる厳しい競馬。

 位置取りが後ろになってしまった時は、さすがに苦しいかと思いました。でもよく我慢して抜けてきてくれたと思います。

 ――中1週で新潟に滞在。

 中間の飼い食いもよく、疲れはないようです。万全を期して(武士沢)騎手にも乗ってもらっています。2頭とも良い状態で挑めるので期待しています。

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