【新潟記念】河内師期待!キングリー復活秒読み

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<新潟記念>馬房でくつろぐヤマニンキングリー

 ターフライター平松さとし氏の「キーマンの懐へ」は、「第47回新潟記念」にヤマニンキングリーを送り込む河内洋師の胸の内に迫った。

 ――ヤマニンキングリーですが前走(小倉記念4着)は久しぶりの競馬。仕上がりはどうだったのでしょうか?

 河内師 休む前(中日新聞杯11着)が増えていた(12キロ増の494キロ)こともあるけど、当時と比べて4キロ減で出られましたからね。それなりに仕上がりは良かったですよ。

 ――勝ち馬に一気に動かれた時、少し置いていかれた。

 4角でスムーズに外へ出せなかったのと、切れる脚の差が出てしまいました。

 ――それでも2着争いに食い込んでみせました。

 久しぶりだったことを思えば悲観する内容ではないかもしれません。ただ、惜しい競馬になっちゃったかな…という気持ちにもなりました。

 ――惜しいというのは、時計がもう少し掛かってくれればということですか?

 速い時計にも対応できる馬だけど、さすがに1分57秒3のレコード決着は速過ぎた感じです。

 ――レース後や中間は?

 特に反動もなかったので順調に調整ができました。前走時も良い仕上がりだと思ったけど、今回も同じくらいでは出せそうです。

 ――最終追い切りは?

 私が乗りました。1週前に続き、上がり11秒台でサッと動いてくれました。予定通りの追い切りで良い動きだと感じました。

 ――鼻出血の心配も不要。

 その点は心配ないと信じるしかありません。調教を見る限り兆候はみじんもありませんから。

 ――元をたどればブエナビスタを破った(09年札幌記念)実力馬。

 まあ、相手や流れもあるので何とも言えませんが、この馬に向いた流れになってくれれば高いパフォーマンスを見せてくれるはず。期待しています。

続きを表示

2011年8月26日のニュース