【レパードS】ボレアス“衝撃”の末脚で重賞初V!

[ 2011年8月21日 16:28 ]

 「第3回レパードS」(G3、ダート1800メートル・稍重)は、1番人気のボレアス(牡3=吉田、父ディープインパクト、母クロウキャニオン)が優勝。勝ち時計は1分52秒0。

 レースは発馬を決めたファストワーカーとタナトスの2頭が引っ張る展開。タカオノボルが好位、タガノロックオンとボレアスは中団の位置取りとなった。

 1000メートル通過は1分02秒2のスロー。3コーナー過ぎからタガノロックオンが外から進出を開始し、ボレアス、タカオノボルは馬群の中で脚を溜めて4コーナーから直線へ。タナトスとタガノロックオンが内で粘りこみを図る中、最後は馬場の中央に進路を取ったボレアスが、父ディープインパクト譲りの末脚で手ごたえ十分に差しきった。

 2馬身差の2着にタカオノボル、そこから首差の3着にタナトスがそれぞれ入線。勝ったボレアスは4度目の挑戦で待望の重賞初制覇となった。

 ◆ボレアス 3歳牡馬、父ディープインパクト、母クロウキャニオン。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主は金子真人ホールディングス。戦績は10戦3勝(うち地方1戦0勝)、重賞は初勝利。獲得賞金は1億83万円(うち地方1575万円)。

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2011年8月21日のニュース