【スパーキングレディーC】ラヴェリータ3連覇!

[ 2011年7月7日 06:00 ]

 「第15回スパーキングレディーC」が6日、川崎で行われ、逃げた2番人気ラヴェリータが3連覇。重賞7勝目を挙げた。1角でスッとハナを奪うと、あとは全く危なげのない走り。09年が3/4馬身差、2着も同じトーホウドルチェだった昨年が3馬身差、初の58キロを背負った今年は後続を6馬身ちぎってみせた。松元師は「本当の完成期を迎え、充実している」と目を細める。先週の帝王賞スマートファルコンに続き逃げて圧勝の武豊も「58キロで最後まで我慢できるか心配だったけど行きっぷりも良く、結果に問題なかったね」と笑顔を見せた。夏は休養、今秋の新設牝馬重賞「JBCレディスクラシック」(11月3日、大井1800メートル)を最後に繁殖入りの予定。次走未定も、残るはあと2走だ。

 ▼2着トーホウドルチェ(幸)3角でペースアップしたときに少し置かれたが、最後も伸びたし、小回りならマイルも大丈夫。勝った馬が強かった。

 ▼3着アイアムアクトレス(秋山)初物尽くしでよく頑張った。いい経験になると思う。

 ◆ラヴェリータ 父アンブライドルズソング 母ゴークラシック(母の父ゴーンウエスト)牝5歳 栗東・松元茂樹厩舎所属 馬主・前田幸治氏 生産者・米国デルリッジファーム 戦績28戦11勝(南関東11戦6勝)総獲得賞金3億2093万3000円。

 

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2011年7月7日のニュース