【寛仁親王牌】渡辺４着「すんなり駆けたのに…」

　悲願のＧ１初制覇に挑んだ渡辺は４着に敗れた。レースは初手の隊列で「前を取る作戦」だったが、浅井にスタートを取られ後ろ攻め。打鐘２Ｃから勢い良くカマすと佐藤が競り負けて北日本８８期トリオは空中分解。渡辺の番手に浅井がはまったことでＶチャンスが遠のいた。

　渡辺は「踏み出してからは１回も後ろを振り返らずゴールだけを見ていた。最終４角で浅井君に並ばれて初めて後ろの状況に気付いた。すんなり駆けたのに１着が獲れず悔しい…」と唇をかんだ。