【函館スプリントS】“ガン無視”オオタカ順風満帆!

[ 2011年6月29日 06:00 ]

 【ドキュメント・函館=28日】トレセンでは厩舎ごとに1つの建物が割り当てられているが、北海道では各厩舎の滞在頭数が異なるため、10~16馬房の建物に複数の厩舎が同居する。浜田は「A―5」厩舎へ。ここには美浦の5厩舎が入っている。お目当ては石栗厩舎のテイエムオオタカ(函館スプリントS出走予定)。到着すると洗い場で小野厩務員が熱心に手入れしていた。1000万条件とはいえ、前走は鮮やかなレコードV。「やっぱり行き切ってこその馬だね。G1(NHKマイルC14着)の時は“控えて”の指示も良くなかった」と振り返る。

 馬房に移ると、前に立った浜田には目もくれず、カイバおけに顔を突っ込んだまま。「本当に元気でよく食べる。それでも太らないから調整しやすい」。厩務員のみの帯同で、調教は別の厩舎のスタッフにも手を借りる。滞在競馬ならではの呉越同舟で、重賞初Vを目指す。

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2011年6月29日のニュース