万哲はフェラーリに乗った/中山11R

[ 2008年3月15日 06:00 ]

「買うなら今だ!」万哲が力を込めて本命に推すフェラーリピサ

 「坂路で時計が出る馬はスプリンター」。4F50秒割れの常連といえば、かつてはスキーミュージック、ヒシアケボノ、最近だとジョイフルハート。時に例外はあるが短距離活躍馬が多く名を連ねてきた。急こう配を一気に駆け上がるダッシュ力に加え、美浦、栗東ともに800メートルの計測距離で数字を出す力がストレートに反映されるのだろう。

 この法則でいけば中山11R・千葉Sは1200メートル初登場の◎フェラーリピサが狙い頃。現役屈指の“坂路の鬼”で、先週5日が栗東坂路で4F49秒5、12日は同49秒8の一番時計。今まで1600、1800メートル好走時でもなだめながらレースを運んできたが、実は短距離で楽に前に行けるスピードを秘めている。母の父カポウティの国内代表産駒といえば、ダート1000メートルの函館3歳Sを勝ったダンツダンサー、1200メートル時代の根岸S覇者セレクトグリーン、アイビスSD2着のティエッチグレースなど、母系は完全なスピード型。一度この距離で好走してからでは人気上昇は確実で狙うならここだ。
 馬単(6)=(10)(6)=(2)に(6)から(15)(5)(9)(16)。3連単は(6)の1着固定で(2)(5)(9)(10)(15)(16)へ30点。
 中京11R・ファルコンSは◎メイプルストリートで穴狙い。紅梅S5着後はチューリップ賞などの牝馬限定戦に目もくれず、1200メートルのここに絞ったのが好感。メイプル自身、先週5日に美浦坂路で4F48秒8、12日に同49秒9の好時計と一流短距離馬の相が出ている。馬単(14)=(16)(14)=(10)に(14)から(18)(3)(6)(7)。3連単は(14)の1着固定で(3)(6)(7)(10)(16)(18)へ30点。
 中山10R・アネモネSは牡馬相手の前走(2着)が優秀だった◎ブーケフレグランス。最大の関門の抽選を突破した以上、ここはG1への通過点。馬単(9)=(12)(9)=(11)に(9)から(4)(1)(3)(8)(13)(小田 哲也)

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2008年3月15日のニュース