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新型メルセデスAMG「CLE カブリオレ」が登場!448psの直6ツインターボは電動コンプレッサーを強化しレスポンスが向上

[ 2024年5月7日 18:00 ]

ワイドな前後ホイールアーチを持つエクステリアデザイン

新型CLE カブリオレでは、AMGの特徴であるAシェイプのラジエーターグリルと、フルLEDヘッドライトのシャープでスレンダーなラインが、AMGブランドらしい表情を生み出している。。このヘッドライトは、デイタイム・ランニングライトの楕円と、ヘッドライト基部のブルー・イルミネーションが特徴で、クルマのダイナミックさを際立たせている。印象的なフロント・スカートは、中央がA字型に隆起しており、大型のエアインテークを備えてエアフローを増大させている。

スタイリッシュなフェイスと比較して、ボディサイドは筋肉質だ。前後ホイールアーチのフレア、ワイドトラックは、メルセデス・ベンツモデル比でフロント+58mm、リア+75mm拡大。19インチ(オプションで20インチ)ホイールを備え、力強い外観に仕上げられている。筋肉質なリアは、滑らかで流れるような表面を伝って、立体的なライトボディを持つ2分割LEDライトで締めくくられている。

ラゲッジスペースは、快適性を重視して、375リッター(ルーフオープン時285リッター)の容量を確保。必要に応じて、リアシートを倒して拡張することも可能で、60:40の分割可倒式リアシートは、ラゲッジルームから簡単に折り畳むことができる。カブリオレで懸念される安全面は、ロールオーバー・プロテクション・システムと高剛性Aピラーとの組み合わせにより、万一の横転時に生存空間を確保する。

AMG専用装備と専用ディスプレイを備えたインテリア

インテリアには、12.3インチの独立型フルデジタル・ドライバーディスプレイと、11.9インチのセンターディスプレイが設定されている。このディスプレイは、15度から40度まで傾けることができ、幌を開けたときの光の反射を防ぐことができる仕様だ。表示モードは、クラシック、スポーツ、スーパースポーツから選択することができる。AMGメニューでは、エンジンデータ、ギア表示、ウォームアップ、セットアップ、Gメーター、レースタイマーなど、さまざまな特別表示を呼び出すことができる。

夏場のオーバーヒートを防ぐため、レザーシートには特殊なコーティングが施され、太陽の近赤外線を反射する。この機能により、直射日光の下でも標準的な未処理のレザーより最大12度低く保たれる。幌を閉めた状態でも、涼しいシートカバーのおかげで室内が暑くなることはない。ドライビングシートは、ARTICO人工皮革とブラックのマイクロファイバー製インテグラル・シートで、AMG専用グラフィックと対照的なレッドのトップステッチが施されている。スポーティな外観と優れた横方向のサポート性を兼ね備えている。

スタータージェネレーターと電動コンプレッサーを内蔵した直列6気筒エンジン

新型CLE 53 4MATIC+には、定評あるM256型3.0リッター直列6気筒ターボエンジンが大幅に改良されて搭載されている。M256Mと呼ばれるこの高性能エンジンは、吸気ポートと排気ポートを再設計することで燃焼室を最適化。新しいピストンリング、改良されたインジェクション、新しいターボチャージャーも装備され、連続運転で560Nm、最大10秒間のオーバーブーストで600Nmの高トルクを発揮する。

さらに重要なのが、トルクの立ち上がりとエンジン・レスポンスの調和が改善されたことだ。これは電動コンプレッサーの強化によるもので、特に中回転域でより高いピーク性能が実現された。トランスミッション・ベルハウジングに搭載された第2世代の一体型スターター・ジェネレーター(ISG)もハイブリッド機として機能し、23ps、250Nmの追加トルクを発揮する。

電子制御により制限された最高速度は250km/h(オプションのAMGパッケージでは270km/h)となり、ハイパフォーマンス・ブレーキシステムもモデル特化に設計されている。フロントには4ピストン固定式キャリパーと370 x 36 mmのパンチング・内部通気型ディスク、リアにはシングルピストン・フローティング・キャリパーが施された360 x 26 mmの内部通気型ディスクを装備している。

完全可変AMGパフォーマンス4MATIC+全輪駆動は、あらゆる条件下で、ダイナミックなドライビングに最適なトラクションと高い走行安全性を両立している。トルクは走行状況に応じて配分され、全輪駆動を必要としない場合は、フロント・アクスルが切り離され、後輪駆動で効率的に走行する。リアアクスル・ステアリングも標準装備され、100km/hを境に、フロントアクスルと同方向または逆方向に操舵する。


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