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680ps!メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス「F1エディション」が登場!F1由来のディテールが与えられた100台限定の特別仕様車

[ 2023年12月21日 10:00 ]

通常の設定にはない特別なボディカラー「アルペングレー(ソリッド)」を採用。内外装にわたって専用ディテールが与えられ、特別感を演出

「F1エディション」のベースモデルは、CクラスのハイパフォーマンスPHEVモデル「AMG C63 S Eパフォーマンス」。パワートレインは2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンに、交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、そしてAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの「4MATIC+」を組み合わせたもの。パワーユニットはシステム総合で680ps/1020Nmを発生。0-100km/h加速をわずか3.4秒(欧州仕様値)でこなす性能が与えられている。

定格出力80kW(109ps)、ピーク出力 150kW(204ps/最大10秒間)の交流同期モーターはリヤアクスルに搭載されており、電動シフト式 2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッド・スリップ・デファレンシャルとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめられ、P3ハイブリッド(変速機内あるいは変速機よりも下流に電気モーターを置く)と呼ばれるレイアウトを採用している。

軽量の高性能バッテリーはリヤアクスル上方に搭載。このバッテリーは、航続距離を最大化することより、速やかな放電と充電を行えることを重点に設計されたものだが、 EV走行可能距離も15km(WLTCモード)と実用的なレベルを確保しており、例えば深夜や早朝の住宅地などでは静かに排出ガスを出さずに走行することができる。また、充電は交流充電による3.7 kWに対応している。

100限定で設定されたこの「F1エディション」は、C63 S Eパフォーマンスをベースに、通常モデルでは設定のない特別なボディカラー「アルペングレー(ソリッドペイント)」を採用し、AMGロゴとグレーからブラックへのグラデーションからなる専用デカールが施されている。また、サイド、前後エプロンにレッドのトリムラインがあしらわれている。F1メディカルカーを踏襲するように 20インチ AMGアルミホイール(RRS)にもレッドのリムフランジを施している。

フロントおよびリヤエプロンの大型フリックやリヤディフューザーなど、空力特性を向上させるAMGエアロダイナミクスパッケージと、フロントスプリッター、ドアミラーカバー等のトリム部やエグゾーストエンド、AMG専用グリル、バッジ等をブラックに仕上げるAMGナイトパッケージも標準装備された。さらに「AMG」の文字が入ったクロームシルバーの給油口キャップが特別感を演出している。

インテリアは、AMGロゴがエンボス加工されたヘッドレストやレッドステッチを施したブラックナッパレザーのAMGパフォーマンスシート、レッドシートベルトがブラックとレッドのコントラストを生む特徴的なキャビンを創出。

さらにAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA:レッドステッチ入り)や、レッドアクセントを施したAMGカーボンファイバーインテリアトリムも特別感の演出にひと役買っている。このほか、F1エディション専用のフロアマットとインドアカーカバーが装備されている。

●「メルセデスAMG C63 S EパフォーマンスF1エディション」主な装備・仕様
・ボディカラー:アルペングレー(ソリッドペイント)
・インテリアカラー:ブラック(レッドステッチ入り)
・インテリアトリム:AMGカーボンファイバー(ブラック/レッドアクセント)
【エクステリア】
・専用デカール
・20インチ AMGアルミホイール(RRS)
・AMGエアロダイナミクスパッケージ
・AMGナイトパッケージⅠ+Ⅱ
【インテリア】
・レッドシートベルト
・AMGパフォーマンスステアリングホイール(ナッパレザー /MICROCUT:レッドステッチ入)
・専用フロアマット
・パノラミックスライディングルーフ
・AMGパフォーマンスシート
・マルチコントロールシートバック(運転席/助手席)
・ハイグロスブラックセンタートリム
・専用インドアカーカバー 

メルセデス・ベンツ公式サイト「メルセデスAMG Cクラスセダン」

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2023年12月21日のニュース