日産 三菱自動車を傘下に…株34%取得、会長を派遣

[ 2016年5月13日 05:30 ]

 日産自動車と三菱自動車は12日、日産傘下で三菱自動車の再建を目指す資本業務提携で基本合意した。日産が2373億円を出資し、三菱自動車株の34%を取得した上で会長を派遣。傘下に入れ、不正があった部門を改革する。

 日産のカルロス・ゴーン社長は同日夕、記者会見し「(三菱自動車の)ブランドを守り育てることを決意した」と強調した。

 2015年の世界販売台数は、日産とフランスのルノー連合が計約852万台だった。三菱自動車を合わせると計約959万台となり、約984万台で世界3位の米ゼネラル・モーターズ(GM)に迫る。

続きを表示

2016年5月13日のニュース