マクラーレン・ホンダ 屈辱17、18番手/F1豪州GP予選

[ 2015年3月15日 05:30 ]

予選18番手だったマクラーレン・ホンダのケビン・マグヌセン(AP)

 自動車のF1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は14日、メルボルンで予選が行われ、7年ぶりに復帰したホンダのエンジンを搭載したマクラーレン・ホンダはジェンソン・バトン(英国)が17番手、ケビン・マグヌセン(デンマーク)は18番手で15日の決勝をスタートすることになった。メルセデス勢がトップ2を占め、昨季の年間王者ルイス・ハミルトン(英国)が通算39度目のポールポジション(PP)を獲得し、2番手にニコ・ロズベルク(ドイツ)が続いた。

 想定していたとはいえ、予選の結果はマクラーレン・ホンダにとって屈辱的なものだった。出場した18台中、バトンが17番手で、マグヌセンは18番手。バトンは「GPで優勝するのに慣れているチームにとって最後尾のグリッドというのは心地いい場所ではない」と厳しい現実に唇をかんだ。

 開幕前の合同テストからトラブルが続いて周回数を稼げず、走行距離が不足してデータを十分に収集できない状況が続いている。マグヌセンは「あしたもテスト。完走できてもできなくても得るものは多い」と、開幕戦決勝の位置付けを現実的に捉えていた。

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2015年3月15日のニュース