F1日本GPで事故 仏ビアンキが意識不明の重体

[ 2014年10月5日 21:49 ]

 5日午後4時50分ごろ、三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで開かれていた自動車のF1シリーズ第15戦、日本グランプリ(GP)の決勝で事故があり、「マルシャ・フェラーリ」所属のフランス人、ジュール・ビアンキ選手(25)が頭部を強く打って意識不明の重体となった。

 国際自動車連盟(FIA)によると、レースは53周する予定で午後3時にスタート。42周目で別の選手の車が事故を起こし、その車を撤去しようとしていた作業車にビアンキ選手の車が突っ込んだ。

 別の選手や観客、レース関係者らにけがはなかった。レースは44周で打ち切られた。

 津地方気象台によると、三重県北中部は5日未明から断続的に雨が降り続き、事故が起きる前もレースは雨により一時中断していた。三重県警が現場検証し、詳しい状況を調べている。

 ビアンキ選手は昨年、F1にデビュー。これまでの最高成績は今年5月のモナコGPでの9位だった。

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2014年10月5日のニュース