カローラ、世界累計4000万台販売 46年で達成

[ 2013年9月5日 18:03 ]

 トヨタ自動車は5日、主力乗用車「カローラ」の世界での累計販売台数が7月末までに4000万台を突破したと発表した。初代モデルを発売した1966年11月以来、約46年9カ月で達成した。このうち国内で売れたのは約1225万台で、現在のカローラは11代目。

 トヨタが創業から76年間で販売した自動車のうち、5台に1台がカローラとなる計算。2012年の世界販売は約116万台。世界で最も売れているトヨタ車で、米フォード・モーターの主力車「フォーカス」などと販売台数首位を争っている。

 ただ12年の国内販売は約8・1万台にとどまり、同じトヨタの「プリウス」などに押されている。

 カローラは日本の高岡工場(愛知県豊田市)、生産子会社であるトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場(宮城県大衡村)の2カ所を含む世界15工場で生産され、150以上の国・地域で販売している。

 1000万台の販売は82年、2000万台は94年、3000万台は05年にそれぞれ達成した。

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2013年9月5日のニュース