日産「EVの技術結集」14年にルマン再挑戦
日産自動車は26日、毎年フランスで開かれる自動車耐久レース「ルマン24時間」に2014年、電気自動車(EV)の技術を駆使した新開発マシンで参戦すると発表した。仕様は明らかにしていない。バッテリーだけで駆動するEVのレース出場が実現すればルマンでは初となる。
次世代車のために設けられた特別枠「ガレージ56」に2年ぶりに再挑戦し、24時間の完走を狙う。航続距離の短さがネックのEV市販車の開発にも弾みがつきそうだ。
子会社ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルの宮谷正一社長は、横浜市の新社屋で記者会見し「EVの技術を結集する」と述べた。ただ詳細は「開発中」とした。
ルマン24時間には昨年、トヨタ自動車とドイツのアウディがハイブリッド車(HV)で参戦するなどエコカーでの挑戦が増えている。
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