フォルクスワーゲン 14年にも日本でEV発売
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は30日、2014年にも日本で電気自動車(EV)を発売する方針を明らかにした。新型小型車「アップ」や主力車「ゴルフ」をベースにしたEVを相次いで投入し、先行する日本勢を追い上げる。
VWは13年中に欧州で先行的にEVの販売を始める。その後、家庭用電源で充電でき、EVよりも長距離を走行できるプラグインハイブリッド車も世界各地で販売する。
EVの急速充電器をめぐっては、日本の「CHAdeMO(チャデモ)」規格と、欧米の規格が国際標準の座を争っている。VWの幹部は30日、都内で記者団に「顧客の利便性がなにより大事。各市場に合わせたコネクターを用意する」と述べ、日本で販売するEVはチャデモに対応させる方針を明らかにした。
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