可夢偉 5番手のタイムマークし「かなり満足している」
自動車のF1シリーズは16日、メルボルンでオーストラリア・グランプリ(GP)のフリー走行(2回)を行い、シーズンが開幕した。フル参戦3年目となるザウバー・フェラーリの小林可夢偉は1回目に10番手、2回目に5番手のタイムをマーク。激しい雨が降るなど難しいコンディションだっただけに「かなり満足している」と胸を張った。路面が不安定だったため「きょうの結果から多くを学ぶのは難しい。次の段階については慎重に考えないと」と話した。
総合3連覇を狙うレッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)は1回目に11番手、2回目は10番手。総合優勝7度を誇るメルセデスのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)は1回目が3番手、2回目はトップだった。予選は17日、決勝は18日に行われる。
今季は過去最多の20戦が予定され、12チームが参戦。史上初めて6人の総合王者経験者が顔をそろえた。(共同)
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