同僚の事故死乗り越え青山、孤軍奮闘
2輪の世界選手権最終第18戦バレンシアGPは4日にバレンシア・サーキット(1周4・005キロ)で行われたフリー走行で開幕し、MotoGPクラスは青山博一(30=ホンダ)が悲しみを乗り越え出走した。
前戦マレーシアGP(決勝10月23日)で同僚のマルコ・シモンチェリさん(享年24)が事故死。棄権も検討したチームは出場を表明し、孤軍奮闘の青山は傷心のスタッフの気持ちを高めていた。ヤマハのテストライダーを務める中須賀克行(30)は負傷欠場のホルヘ・ロレンソ(24)の代わりに出走した。
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