環境保全訴え電気自動車でマリンタワー点灯
港ヨコハマのシンボル、横浜市中区の横浜マリンタワーで1日、環境保全を訴えようと、電気自動車(EV)1台の電力供給だけでタワー全体のイルミネーションを点灯するイベントが開かれた。EVによる点灯は6日までの毎日、午後6~10時に実施される。
この日のイベントは午後5時から開かれ、通常のイルミネーションの配電を停止。日産自動車のEV「リーフ」のバッテリーをつなぎ、高さ106メートルのタワーに青と黄色のやわらかな光がともると、訪れた人たちから歓声が上がった。
横浜市中区の小学3年の佐藤楓さん(8)は「車1台でこんなきれいなイルミネーションをつくれるなんてすごい」と笑顔だった。
主催者によるとリーフのバッテリーは1回の充電で、一般家庭の平均的電気使用量の約2日分を賄える。
続きを表示