インディJ終了惜しむ声 日本選手の優勝見たかった
自動車レースのインディカー・シリーズ第15戦、インディジャパンの決勝が18日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で行われ、この日のレースが同シリーズ最後の日本開催となったことを惜しむ声が相次いだ。
インディジャパンは1998年に前身に当たるレースが初開催されたが、不況の影響で14回目となる今回が最後となることが今年2月に発表された。
約5万5千人のファンは旗を振って佐藤琢磨選手(10位)と武藤英紀選手(18位)を応援。レース後も両選手に温かい拍手を送った。
「最初はベビーカーを押してきていた。家族の思い出が詰まっているので、とてもさびしい」。12年連続で観戦しているという横浜市の会社員(46)は残念そう。一緒に来ていた2人の息子たちも「ここで日本人ドライバーの優勝を見たかった」と話した。
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