可夢偉クラッシュ…決勝は予備マシンで出場
F1カナダGPフリー走行
(6月10日 ジル・ビルヌーブ・サーキット)
日本人単独最多15度目の入賞を狙うザウバーの小林可夢偉(24)が不運に見舞われた。10日の2回目のフリー走行残り32分、4コーナーでクラッシュ。マシンは右フロントが大破して走行不能となり、12日の決勝は予備のマシンで挑むことになった。
同僚のセルヒオ・ペレス(21)は1回目のフリー走行で体調不良を訴え、欠場が決定。代わりにペドロ・デラロサ(40)と昨年のイタリアGP以来9カ月ぶりにコンビを組むことになった小林は「(事故は)ソフトタイヤでアタックしようと思ったら壁にぶつかった。僕のミスで挽回しないと…。自信?大丈夫です」と前を向いた。11日の3回目のフリー走行は15位だった。(モントリオール・柴田久仁夫通信員)
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