可夢偉3戦連続Q3逃すも「ポイント獲得圏内」

[ 2011年4月17日 06:00 ]

3戦連続の予選最終ラウンド進出を逃した小林可夢偉

中国GP公式予選

(4月16日 上海国際サーキット)
 ザウバーの小林可夢偉(24)は3戦連続の予選最終ラウンド(Q3)進出を逃し、13番手だった。Q1をぎりぎりの17番手で通過。残り2分余りで赤旗中断となったQ2ではタイムアタックのタイミングが合わず、Q3進出の10番手に0秒378及ばなかった。

 今季初のQ2敗退に小林は「今シーズン初めて予選3回目に進めずに残念だ。シューマッハに引っかかった」と悔しさをにじませながら「(決勝では)初めて自分でスタート用のタイヤを選べるし、その意味ではいい部分もある。ポイントは獲得圏内だと思う」と巻き返しを誓った。

 昨季総合王者のセバスチャン・フェテル(23=レッドブル)が昨季最終戦から4戦連続、通算18度目のPPを獲得した。「いい仕事ができた。決勝は難しいレースになると思うが、いい手応えがある」と自信を見せるフェテルは、史上6人目の5連勝を目指す。(上海・柴田久仁夫通信員)

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