ベンツ 高級セダンなど6車種投入…六本木には新店舗

[ 2011年2月10日 16:15 ]

 メルセデス・ベンツ日本(東京)は10日、2011年の事業方針について説明会を開き、高級セダンの新型「CLSクラス」など計6車種を年内に投入すると発表した。東京・六本木に今年7月、車両の展示スペースとレストランやカフェを併設した店舗もオープンし、若者など新たな顧客層の開拓を目指す。

 六本木の店舗は「敷居が高い」(上野金太郎副社長)とされるメルセデス・ベンツに気軽に接してもらい、購入につなげるのが狙い。小型車「Bクラス」をベースにした燃料電池車の実証実験も計画。車両の認可に向けて経済産業省と折衝中で、年内導入を目指す。

 11年の目標販売台数は明らかにしなかったが、ニコラス・スピークス社長は「2015年ごろ5万台レベルに回復できるのではないか」と述べた。10年の販売は約3万2千台だった。

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2011年2月10日のニュース