トヨタ 過去2番目に多い128万台リコール

[ 2011年1月27日 06:00 ]

 トヨタ自動車は26日、燃料漏れの恐れがあるとして、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」など19車種計127万7390台(2000年5月~09年8月生産)のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。海外でも計約41万1000台のリコールを実施し、国内外で計約170万台を対象とする。事故の報告はないという。

 ノア、ヴォクシーのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4L」、ミニバン「アイシス」など16車種では、エンジン部分の燃料パイプに小さな亀裂ができたり、バルブのつなぎ目が緩んだりする恐れがある。国交省によると、16車種の計約120万台は、1件の届け出としてリコール制度が始まった1969年以降、2番目に多い。最多は、2005年10月のトヨタ「カローラ」など127万2214台。

 高級セダン「クラウン」など3車種計7万4590台では、エンジン関連部分の締め付けが不十分だった。

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2011年1月27日のニュース