エコカー補助が寄与…新車販売、12カ月連続で増

[ 2010年8月2日 06:00 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が2日発表した7月の新車販売台数(軽自動車を除く登録車)は、前年同月比15・0%増の33万3403台と、12カ月連続で前年実績を上回った。政府のエコカー補助金制度が寄与したが、同制度は9月末で終了することが決定。自販連は、今後の販売動向について「駆け込み需要や10月以降の反動減がどうなるかに注目している」と話した。

 7月の販売台数は、世界的な金融危機以前の2008年7月と比べても10・2%増となった。
 ブランド別に見ると、トヨタ自動車のトヨタブランドが前年同月比19・1%増の16万1444台。日産自動車が2・3%増の5万719台、ホンダが14・5%増の5万448台と続いた。スズキやダイハツは減少した。
 全国軽自動車協会連合会が同日発表した7月の軽自動車の新車販売台数は、8・6%増の15万3203台と、7カ月連続で増加した。

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2010年8月2日のニュース