可夢偉14台抜きで9位 ウェバーが今季4勝目

[ 2010年8月2日 06:00 ]

今季4勝目を挙げ、飛び上がって喜ぶマーク・ウェバー

 F1シリーズ第12戦、ハンガリーGPは1日、ハンガロリンク・サーキットで決勝が行われ、レッドブルのマーク・ウェバー(33)が2戦ぶり今季4勝目(通算6勝目)を挙げた。

 2番手からのスタート直後にフェラーリのアロンソに抜かれたが、15周目にコース上のデブリ(破片)でセーフティーカー(SC)が導入されるとピットに入らずにトップ浮上。レース中盤には最速ラップを連発して楽々と逃げ切り、ドライバーズランクでも首位に立った。
 また、公式予選でのピットレーンの赤信号無視によるペナルティーで自己ワーストの23番手スタートとなったBMWザウバーの小林可夢偉(23)は1周目で16番手まで上がり、SC導入時にピットストップを遅らせさらに順位アップ。18周目にメルセデスGPのM・シューマッハを抜くなど9位でフィニッシュし、2戦ぶり今季4度目の入賞。14台抜きで「まさか入賞できるとは…」と驚いていた。(ブダペスト・尾張正博通信員)

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2010年8月2日のニュース