マレーシアが外資狙い…番付企業トップを「F1招待」

[ 2010年1月18日 10:02 ]

 マレーシアのフスニ第2財務相は17日、今後国内で開催される国際イベントに米経済誌フォーチュンの世界企業番付上位50社のCEO(最高経営責任者)を招待すると述べた。

 海外投資を呼び込み、金融危機で落ち込んだ景気を浮揚させるのが狙い。最初のイベントは4月にクアラルンプール郊外で開催予定の自動車レースF1となる見通しで、20~30社のトップを招く方針。
 フスニ氏は記者団に対し「CEOたちはナジブ首相らと商談の機会を持つことになるだろう」と述べ、F1に招待する企業の選定に入ったことを明らかにした。
 フォーチュンは年間売上高に基づく世界企業の番付を発表しており、2009年は英・オランダの石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルが首位。日本企業ではトヨタ自動車が10位にランクインした。(共同)

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