10月24日から東京モーターショー 中学生以下は無料

[ 2009年9月29日 18:13 ]

 日本自動車工業会は29日、千葉市の幕張メッセで10月24日から11月4日まで一般公開する「第41回東京モーターショー」の開催概要を発表した。世界11の国・地域から108社と2政府、2団体が参加し、環境など先端技術をアピールする。

 不況の影響で海外勢が相次いで出展を回避したため、出展社数は前回の半分以下となる。厳しい環境下での開催だが、同工業会の青木哲会長(ホンダ会長)は「世界でも重要なモーターショーであることには変わりない。自動車ファンを1人でも多く増やしたい」と抱負を述べた。目標入場者数は100万人。
 「クルマを楽しむ、地球と楽しむ。」が開催テーマ。主に国内の自動車メーカーが、電気自動車や家庭用電源から充電可能な「プラグインハイブリッド車」など環境対応車を中心に出展。全体の出展台数は二輪車、トラック、バスを含めて270台。このうち39台が世界初出展となる。
 「クルマ離れ」が進む中、自動車ファンを増やそうと会場周辺の公道で試乗会を実施し、入場者が次世代車などを自ら運転できる。中学生以下の入場料を無料にする。
 入場料は当日券の一般が1300円、高校生は600円、中学生以下は無料。30日からコンビニなどで販売を開始、インターネットでも購入できる。問い合わせは東京モーターショー幕張メッセ事務局、043(296)7711。

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2009年9月29日のニュース