250万円までなら電気自動車購入?三菱自調査
三菱自動車の電気自動車「アイ・ミーブ」を試乗した消費者アンケートによると、車両価格が約150万~250万円ならば69%の人が購入すると答えたことが27日分かった。法人向けは既に販売しているが、一般向けは来年4月から取り扱う。車両価格は、国の補助金を最大限受けた場合でも320万9千円に達する。普及には価格低下が鍵になりそうだ。
調査によると、250万円以上でも購入するとの回答が24%で、消費者の環境対応車への関心が高いことをうかがわせた。「2010年代半ばまでに顧客の負担額が200万円を切るレベルを実現したい」(益子修社長)と意気込む。
アイ・ミーブに試乗した走行性能の印象は、加速性能が「良い」と答えたのが99%を占めた。ただ充電1回当たりの走行距離が160キロに限られるため、急速充電器の整備などで「充電の不安を解消してほしい」との声もあった。
三菱自が6月20、21日に本社ショールーム(東京)で試乗会を開いた際、参加者のうち103人が調査に回答した。
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