F1分裂回避へ…コスト削減策に合意

[ 2009年6月25日 06:00 ]

 国際自動車連盟(FIA)のマックス・モズレー会長は24日、自らが今年のFIA会長選に立候補しないことを条件に、フェラーリ、トヨタなど8チームが加盟するF1チーム協会(FOTA)と新シリーズの立ち上げを回避することで合意したと明らかにした。FOTAはFIAのコスト削減策に反対し、対抗措置として来季の新シリーズ立ち上げを宣言していたが、今回の合意でF1分裂という最悪の事態は避けられることとなった。モズレー会長は「分裂はしない。われわれはコスト削減策に合意した。F1チャンピオンシップは1つだけだ。だが、目標は2年以内に90年代初めのころの支出に戻すことだ」と話した。

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2009年6月25日のニュース