ドゥビリエが初の総合V/ダカール・ラリー

[ 2009年1月19日 11:06 ]

 自動車のダカール・ラリーは18日、最終日の第15ステージをブエノスアイレスで行い、四輪部門はジニール・ドゥビリエ(南アフリカ、フォルクスワーゲン・トゥアレグ)が三菱勢の8連覇を阻止し、合計48時間10分57秒で総合初優勝を果たした。

 2位はドゥビリエのチームメート、マーク・ミラー(米国)で、日本勢は三橋淳(トヨタ)が31位だった。三菱のホアン・ロマ(スペイン、三菱レーシング・ランサー)は10位に終わった。
 二輪部門ではマルク・コマ(スペイン、KTM)が2度目の優勝。

 ≪歓喜に浸るドゥビリエ≫総合初優勝したドゥビリエは、ブエノスアイレスで行われたセレモニーで、約9000キロを走りきった愛車の屋根に上がってガッツポーズ。AP通信によると、チームメートとシャンパンファイトを繰り広げ、歓喜に浸った。
 過去最高は2006年の2位。今大会は有力選手がエンジンの故障で次々と脱落する中、安定したドライビングが光った。三菱勢の8連覇を阻む大仕事を成し遂げ「本当に大変だったが、素晴らしい車に恵まれた」と、技術スタッフへの感謝の言葉も忘れなかった。(共同)

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2009年1月19日のニュース